小説レビュー~岡崎琢磨~『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズ80万部突破

「たいへんよく挽けました」

最近コーヒーミステリーの本を読みました

岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

新品価格 ¥680から
(2013/11/17 18:26時点)


とりあえずの内容紹介です

京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」

恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たします。

長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星。

美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。

だが美星には、秘められた過去が――。

軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈な珈琲ミステリーです!

『たいへんよく挽けました』は探偵役となる美星バリスタさんが謎が解けたときに言うセリフです

今回の探偵役は女性でした

しかも探偵役である美星バリスタも事件に関わってきます。

いろんな意味で新鮮なミステリーです

この『タレーランの事件簿』は人が死なないミステリーでもあります

人が死なないミステリーだと『氷菓』が思い浮かびます

氷菓にも千反田えるという個性的な女性キャラがいます

『私気になります』というおなじみのセリフがあるなど共通点も多いです

氷菓 (角川文庫)


氷菓も

→どうぞー

氷菓はアニメ化もしてますねー

タレーランもアニメ化してほしいです

珈琲店タレーランの事件簿では珈琲店だけあって珈琲のうんちくがいろいろあるのも面白いです

例えば欧米だと“ブラックコーヒー”のことは名前の通り黒い色のコーヒーのことらしいです!

だから砂糖を入れてもブラックコーヒーみたいです

ちょっと伏線が強引すぎるところもあったりするけれど,キャラクターと設定がとても魅力的な作品です!

ドラマ化した『ビブリア古書堂の事件手帖』とも女性店員が謎を解き明かしたり,自分が事件の当事者だったり,共通点が多いです

でもドラマだとキャラクターが残念な感じになってしまいそうだから,アニメ化に期待!

第二弾も発売中です!

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)


これは現在読んでいます(*´-`*)ノ

それでは!  

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

小説レビュー~矢月秀作~『もぐら』シリーズ最新作も発売!

こんにちは(*´-`*)ノ

矢月秀作さんの「もぐら」を読みました!

こいつの強さは規格外!!

元・警視庁の組織犯罪対策部の『影野竜司』が,一人悪に立ち向かうハードボイルド小説です

もぐら (中公文庫)

新品価格 ¥700から
(2013/10/20 23:05時点)


夜になると活動することからもぐらと呼ばれている影野竜司。

Kindle版もあります。

もぐら (中公文庫)[Kindle版]

プロローグから主人公・影野竜司の「強さ」を見せつける派手なアクションシーンから始まって,最初から物語に引き込まれていきます

そして「もぐら」と呼ばれるトラブルシューターになるまでの過去編

現在に戻り,妹を助けて欲しいという依頼受けます。

その依頼の裏には,恐るべき陰謀が!

ラストはちょっといまいちでしたねー
昔読んだ『テロリストのパラソル』にオチが似ていました(*´-`*)ノ

というよりそっくりでしたねー

なので途中から予想と同じ展開で残念です

テロリストのパラソルは江戸川乱歩賞&直木賞のW受賞を快挙を成し遂げた傑作ハードボイル小説です

テロリストのパラソル (講談社文庫)

新品価格 ¥650から
(2013/10/20 23:14時点)


もぐらもまあまあ面白かったです

『もぐら』のよさはテンポが早くて読みやすいことですね

アクションシーンもやりすぎなくらい派手に描かれています。

もぐらの第二弾・第三弾・第四弾といっぱいでてるみていです。

第二弾【讐】・第三弾【乱】・第四弾【醒】・第五弾【闘】・第六弾【戒】みたいです

第二弾【讐】の続きを次は読むか読まないか考え中です

もぐら 讐 (中公文庫)

新品価格 ¥700から
(2013/10/20 23:08時点)


それでは(*´-`*)ノ  

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

麻耶雄高さん『隻眼の少女』日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞!

この前『隻眼の少女』(文春文庫)を読みました!

麻耶雄高さん著作。

日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞 ダブル受賞作品です!!

隻眼の少女 (文春文庫)


~導入のあらすじ~

因習深き寒村で発生した連続殺人。
名探偵だった母の跡を継ぎ、古式ゆかしき装束を身にまとい、御陵みかげが事件の捜査に乗り出す。

第一部『一九八五年・冬』・第二部『二〇〇三年・冬』に分かれています。

第一部は普通の探偵小説のような感じになっています。

しかし,じけんは解決しておらず,第二部に突入します。

第二部では探偵の娘が登場。
親子2代に渡る探偵物語です。



犯人はちょっと無理があるような設定な気がすくけれどもーそこは1985年という設定があるからなのかなーと思います。

犯人は意外だけれども,整合性を見つけていけばわかります。

評価の高い人と低い人に分かれていますね。
低い人は納得できるかどうかということみたいです。

意外性,トリック,スゴイところはいっぱいあります!

これはもう!読むしかないです!!

電子書籍もでています。

ペーパーレスですねー

隻眼の少女[Kindle版]


それでは(*´-`*)ノ  

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ジェイミー・フォード・必読小説『あの日,パナマホテルで』レビュー紹介

最近読んだ本は
「あの日,パナマホテルで」です(*´-`*)ノ

これは第二次大戦が始まったその後のアメリカの物語です。


あの日、パナマホテルで (集英社文庫)

新品価格
¥900から
(2013/6/7 10:49時点)


全米110万部ベストセラーの感動作品!!

ジェイミー・フォード (著)
前田 一平 (翻訳)

シアトル生まれの中国系アメリカ人(二世)であるヘンリー・リーと,日経二世のケイコ・オカベの戦時中の物語ですねー

ヘンリーが12歳の少年だった1942年と、56歳となった1986年という、四十数年を隔てた二つの時間軸をいったり来たりする構成になっています。

ストーリー概要
シアトルの航空会社を早期退職し病の妻を看取ったヘンリーは,絶望の淵にいた。そんなとき,戦時中収容所に移送されることになった日系人が密かに運び込んだ荷物が地下から40年ぶりに発見され,騒然としているホテル横を通りかかる。目に飛び込んできた鯉の絵の傘…ケイコのだ!脳裡には,戦争のため離ればなれになった初恋の日系少女の面影が鮮やかに蘇り…。全米110万部のベストセラー。

この本は2010年アジア・太平洋文学賞受賞した集英社の2012年度泣き本第1位!!

このお話は中国人の話でもあって,日本人の話でもあって,シアトルにあるパナマホテルのお話でもあって,アメリカ合衆国の話であって,親子の話,家族の話でもあります(*´-`*)

クライマックスの悲劇には胸を突かれました。

あの日、パナマホテルで (集英社文庫)

新品価格
¥900から
(2013/6/7 10:49時点)

ラストには,思わず涙を堪えられないのだねー(っ´;ω;`c)

第2作は特攻隊志願の日本少年と中華系少女の恋話らしいです!

次作も期待できそうですねー

出たら読むしかないです!!

それでは(*´-`*)ノ

重松清・必読小説『十字架』レビュー紹介

こんにちは!

重松清さんの『十字架』という本を読みました。

吉川英治文学賞を授賞した作品です(*´-`*)ノ


十字架 (講談社文庫)

新品価格
¥680から
(2013/5/6 20:21時点)


自ら命を絶った少年。

残された人々の魂の彷徨を描く長編小説。
吉川英治文学賞受賞作。


いじめによる自殺で息子を亡くした家族と、いじめを見て見ぬふりをしていた同級生の長い長い葛藤の日々を描いたお話しです。

中学二年でいじめを苦に自殺したフジシュン(藤井俊介)

遺書には四人の同級生の名前が書かれていた。。。

いじめの首謀者である三島武大、根本晋哉の二人。なぜか、二人に唆されて実行犯となっていた堺翔平の名はなかった。

“親友”と名指しをされたユウ(真田裕)

“ごめんなさい”と謝られた中川小百合

ユウはフジシュンを親友と思ったことはなかったけれど,“親友”と名指されたことでフジシュンの父や弟の健介からはなぜ救えなかったのかと責められることに・・・


このお話は加害者よりも,傍観者たちのほうに焦点が置かれて書かれています(*´-`*)ノ

傍観者たちの物語というところがけっこう斬新ではないかなと思います。
でも大半の人が傍観者,斬新なようでいて,また身近なお話です!

物語の中だと十字架がいろいろなかたちで出てくるけど,唯一リアルな十字架として作中でも出てきたストックホルムの『森の墓地』がとても印象的です(*´-`*)ノ
この森の墓地の十字架が,最後に登場人物達が背負ってきた暗く重い十字架と同じものとは思えない程清々しさを放っています!

これはとても重いお話で,考えさせられる本になってます。


十字架 (100周年書き下ろし)

新品価格
¥1,680から
(2013/5/6 20:27時点)

いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。
あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。
あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。


これは読むといいかもしれないです!結構重いお話ですけど,必見の一冊です(*´-`*)ノ

それでは!
高額バイト
プロフィール

しゃりんの国

Author:しゃりんの国
FC2ブログへようこそ!

最新記事
ムームードメイン
最新トラックバック
ロリポップ!
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR